ブラック部活動の実態…女子高生が寝たきりになった事故から10年後の現在…
部活でとんでもない悲劇が
事故当時、高校2年生で硬式テニス部のキャプテンだった梨沙さん。
英語が得意で将来はキャビンアテンダントになりたいという夢があったそうです。
しかし、この彼女の将来がたった1日で一転してしまいます。
5月24日に事故は起きました。ちょうど中間試験が終わったばかりだったようです。
その日の部活には顧問は来ておらず、キャプテンだった梨沙さんが顧問の指示を事前に受け、指示通りの練習を行っていました。
高校から約1キロ離れたテニスコートから帰るランニングの途中で悲劇が起きました。
梨沙さんはランニング中に突然倒れ、病院に運ばれました。
梨沙さんが倒れた当初、両親は
程度に考えていたそうです。この事件はここで終わりではありません。
病院で一命をとりとめた梨沙さん。
しかし、その代償はあまりにも大きいものでした。植物状態と診断されたのです。
リハビリをしたおかげでプリンやヨーグルトのような柔らかいものを口から食べられるようになりましたが、大半の栄養はおなかから管で直接胃に流し込んでいるようです。
事故後の梨沙さん
低酸素脳症により、現在も寝たきりの状態で、目も見えず、言葉も話せない状態にあるそうです。
高校生とはいえ、学校での部活動中に起きた事件である以上、学校側にも大きな責任があるはずです。
しかし、当時の校長が梨沙さんやご両親に向かって言い放った言葉はあまりにもひどいものでした。
そういった願いから学校側に強く原因究明と対策を願っていたご両親。しかし、学校側の対応はあまりにもひどいものでした。
と両親。しかし、当時の校長は
とし、育友会の役員会で
などと発言したという。
さらには、
などとあたかもご両親が悪者であるかのような言い方でほかの保護者の前でも発言し、梨沙さんやご両親の立場を苦しいものにしたそうです。
大変な介護の中、現在も裁判中のこの事件。梨沙さんとご両親は今も戦い続けています。
校長の対応が酷すぎますね…もっと誠意を見せてもいいと思うのですが…